AlternateIconについて
基本的にiOSアプリのアイコンは埋め込みで、アプリを更新しない限りアイコンの変更は出来ませんでしたが、
アイコンを埋め込んでおきさえすればアプリ内から変更できる、というのがAlternateIconです。
最近では、デレステでも実装されて話題になっていました。
そんなAlternateIconをUnityから簡単に使えるようにするのが、このAppIconChangerUnityです。
AppStore上でのアイコンも変更してA/Bテストを行う、なんてことも出来るそうです。
https://help.apple.com/app-store-connect/#/devb53f12312
アイコンの準備
PackageManagerから
Add package from git URL
を選択しhttps://github.com/kyubuns/AppIconChangerUnity.git?path=Assets/AppIconChanger
をインポートします。コンテキストメニューから
AlternateIcon
を作ります。- 複数のアイコンを登録したい場合、このAlternateIconを複数作ります。
- 名前とアイコンを登録します。
- 準備はこれだけです!
使い方
Debug.Log($"アイコン変更できる? -> {AppIconChanger.iOS.SupportsAlternateIcons}"); Debug.Log($"今のアイコンは? -> {AppIconChanger.iOS.AlternateIconName ?? "デフォルト"}"); AppIconChanger.iOS.SetAlternateIconName("demo_blue"); // アイコンを変更
これだけで簡単にアイコン変更出来ちゃいます。
アイコン変更時のダイアログなどはOSが出してくるものなので制御出来ません。悪しからず。
細かい話
アプリアイコンのサイズは?
TypeをAuto Generateにすると、ビルド時に自動的に適切なサイズのアイコンが生成されます。
TypeをManualにすると全てのサイズを個別に指定できます。
前も作ってなかった?
実はバージョン番号を見れば分かるのですが、今回はv2になりました。
v1はXcode11時代に実装していたのですが、なんとXcode13からアイコン指定のフォーマットが変更になり、
A/Bテストなどの新機能を使うには新しいフォーマットに変更する必要があったためほぼ作り直しました。